X JAPANのリーダー、YOSHIKIさんが、「24時間テレビ41 愛は地球を救う」(日本テレビ系)に出演し、「盲目の天才ドラム少年」酒井響希くん(11)と生演奏で共演した。
途中でYOSHIKIさんが、自身のトレードマークともいえるサングラスをはずして演奏する一幕も。ツイッターでは「はずした!」「ハートを射抜かれました」と興奮気味の反応が相次いで寄せられた。
「盲目の天才ドラム少年」と共演
YOSHIKIさんは2018年8月26日、「24時間テレビ」に初出演するため、会場の日本武道館(東京都千代田区)に姿を見せた。番組側の説明によると、300万円を寄付した。
コーナーの前段では、YOSHIKIさんに憧れているという響希くんを米ロサンゼルスにあるYOSHIKIさんのスタジオに招いた際の様子が録画で放送された。響希くんは病気のため2歳で全盲となった。4歳でドラムを始めると、すぐに難しい曲も演奏できるまでに上達した。今回、ロスで腕前を披露すると、YOSHIKIさんは「凄い!」「抜かれそうだ」と驚いていた。
そして武道館での生放送。YOSHIKIさんは、響希くんの手をひいてドラムセットへ導いた。1曲目は、X JAPAN代表曲のひとつ「紅」。響希くんの巧みなスティックさばきをYOSHIKIさんは背後から見守った。2曲目へ移る直前、ピアノへ移動し、座る直前にサングラスをはずした。そのまま、「ENDLESS RAIN」のピアノ演奏に入り、響希くんのドラムと共演した。サングラスなしで演奏するYOSHIKIさんの姿は、何度もアップで紹介された。2人は息の合ったところを見せ、生セッションは無事終わった。
演奏後のインタビューの際には、YOSHIKIさんはサングラスをつけ直していた。
「時間はあまりなかったけど、よく練習して素晴らしい演奏だった。ジーンときました。勇気を与えるために来たはずなんですけど、逆に頂いて感謝してます」
と響希くんの頑張りを称えた。時間の関係からか、YOSHIKIさんがサングラスをはずして演奏に臨んだことについての質問は出なかった。