テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターさんが、2018年8月25、26日放送の「24時間テレビ 愛は地球を救う」(日本テレビ系)について、皮肉まじりのツイートを連投した。
お笑いコンビ「ANZEN漫才」のみやぞんさんのトライアスロンという番組メーン企画が、5年連続で番組終了間際で完結するタイミングの良さに「奇跡」などとツイートしていた。
「チャリティーでギャラもらえるのに...」
デーブさんのツイートは、放送前から相次いでいた。8月22日には「念のためにみやぞんのそっくりさん至急募集中」、23日にも「宣伝がくどくて『24時間テレビ』は『1週間テレビ』 になってる」とツイート。
放送初日の25日夜は、東京五輪の大会ボランティアを引き合いに
「24時間テレビはチャリティーでギャラもらえるのに、東京五輪は巨大なビジネスなのにボランティアはタダ働きっておかしいと思うのは、私だけ?」
と投稿。このツイートはまとめサイトなどで拡散され、「リツイート」3万7000件、「いいね」6万8000件超の反響を呼んだ(数字は27日まで)。
さらに26日昼には「24時間テレビは働き方改革違反ではないですか???」とまで投稿していた。
5年連続で「番組終了直前」ゴール
番組メーンは、チャリティーランナーのみやぞんさんが番組史上初のトライアスロン(スイム1.55キロ、バイク60.4キロ、ラン100キロ)への挑戦。ただ、この企画をめぐっては18年夏の酷暑も影響して心配の声も少なくなかった。デーブさんも25日夜、「24時間テレビのトライアスロンの趣旨と文明の意味は同じくらい分からない」と疑問を呈した。
結局、みやぞんさんは放送時間内の26日20時45分にゴールを果たした。すると、デーブさんはゴール直後に、
「あれだけのトライアスロンやって時間調整もせず偶然に武道館に9時前に入るのはプリンセス天功並みの『奇跡』」
とツイート。「番組の信用を高めるために一回くらい到着を6時とか10時とかにすればいいのに頭が回らないかな」と、制作側に皮肉を浴びせた。
ちなみに、チャリティーランナーのゴール時刻は今回を含めると、5年連続の20時40分代となった。17年ランナーのブルゾンちえみさんは20時48分、16年ランナーの林家たい平さんは20時46分、15年のDAIGOさんは20時44分、14年の「TOKIO」城島茂さんは20時48分にゴールしていた。
「出演者って何らかの共通点があるような気が」
デーブさんはその他にも、
「24時間テレビの出演者って何らかの共通点があるような気がするが、何だろうね」(26日昼)
「放送事故が起きてると思ったら24時間テレビだった」(26日夜)
などと皮肉まじりのツイートを連発していた。
ただ、番組放送後、ツイッターでこうも投稿している。
「24時間テレビは絶対見ない。
24時間テレビは絶対見ない。
24時間テレビは絶対見ない。
24時間テレビは絶対見ない。
24時間テレビは絶対見ない。
24時間テレビ見ちゃった」