「本人が行きたいと思う球団に行けたら良いですな」
勿論、冷静な声もあり、
「本人が行きたいと思う球団に行けたら良いですな」
「外野がガタガタいう話ではないよね」
と指摘していた。
「巨人に行きたいか?」と聞かれ、「行きたいです」と答えただけなのに、ここまで「がっかり」されてしまうのは、これまでの報道ぶりが関係しているようだ。快進撃中も、決勝を終えたあとも
「金足農・吉田輝星、10連続完投!優勝旗を東北へ!」(スポニチ、21日)
「金足農フィーバー続く 『雑草軍団』躍進に共感」(共同通信、22日)
といった報道が続いている。こうした報道から出来上がったイメージと、「球界の盟主」とも「金満チーム」とも称されることがある巨人とのイメージとにギャップを感じたのかもしれない。
吉田投手の進路をめぐっては、大学進学説も報じられている。一方、高校から直接プロに進むなら、プロ志望届を出したうえでドラフト会議で指名を受ける流れになる。もしそうなれば「争奪戦は必至」(スポニチ、21日)とみられている。