査察官追い出されたままでは「活動の実態や目的を確認できない」
報告書では、こういった状況は国連安保理決議に明確に違反しているとして、「きわめて遺憾」だと非難。北朝鮮はIAEAの査察官を09年に国外退去にしており、
「(現場に)アクセスできず、IAEAはこういった活動の実態や目的を確認できない」
とも訴えた。
米国拠点の北朝鮮分析サイト「38ノース」は18年6月、ミサイルの発射台が撤去された模様だとする調査結果を発表する一方で、寧辺については、8月9日に今回のIAEAの報告書と同様の分析結果を発表している。
そんな中でトランプ氏は8月20日にロイター通信とのインタビューで、金正恩委員長との再会談が行われる「可能性が最も高い(most likely)」と発言。9月にニューヨークで予定されている国連総会で会談が行われるとの見方が出ている。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)