効能はうたってないが、「水素は発生します」
しかし、奥長良川名水はその後、国民生活センターに違法性のおそれを指摘されて、「逃げない水素水36」の効能をうたった部分を削除している。
今回の「ハイドロエッグ水素パウダー」については、具体的な効能などは明らかにされていないが、ツイッターやネット掲示板では、「仮に水素水で水素を体内に取り込めたとして何が良いの?」「消費者センターに苦情が行きそうな商品だな」といった声も次々に上がっている。
奥長良川名水の広報担当者は8月23日、J-CASTニュースの取材に対し、
「根拠のない商品は、売っていません。水素は発生します」
と説明した。
商品では、開封して水に入れたときは水素の発生がゼロだが、徐々に発生して、48時間以降も続くという。
なお、水素パウダーは、アマゾンなどで注文が相次いでおり、23日昼過ぎぐらいまでに100箱余りが出たという。奥長良川名水では、1万個の年間目標に届きそうだとしている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)