「肘の骨のストレス反応」と「上腕三頭筋の肉離れ」
最近の1か月間は、違和感を抱きながらも上記登板時に比べれば「痛みはないに等しかった」と回復の兆しを見せていた。だが「4日前にまたリハビリ登板に行ったところ2イニング目に似たような痛みが来た」ため、すぐにMRI(編注:磁気共鳴画像法)検査へ。すると、「肘の骨のストレス反応(疲労骨折の手前?)と上腕三頭筋の肉離れでした」とわかり、今季の登板回避を決定した。
「骨だし、肉離れもあるからそりゃ痛いよなと納得できました」と受け入れているようだが、
「前回(編注:6月)のマイナー登板後に無理言ってMRIを撮るか、DL直後のMRIで造影剤を入れてもらえばよかったと後悔しています」
ともつづっている。造影剤は、MRIでより詳しい診断をするために使用される。ケガが悪化する前に正確な診断と治療ができたのではないか、と感じているのかもしれない。
ダルビッシュは今季8試合に登板し、1勝3敗、防御率4.95にとどまる。5月27日にDL入りしてから1軍登板はない。来季に向け「強くなって帰って来られるようにしっかりやっていきます!」と復活を誓った。