元「でんぱ組.inc」メンバーでタレントの最上もがさん(29)が、駅で待ち伏せしてサインを求める人がいて困惑していると、ツイッターで告白した。
最上さんに同情的な声がネットではほとんどだが、中には、そうでない人もいるようで...。
「ファンと言えばなんでも有りなのか」
アイドルとして写真集なども出していた最上さんだけに、イベントなどでは、サインや写真撮影を求めるファンも多い。
ところが、プライベートでも追いかける人はいるらしく、最上さんは2018年8月18日、ツイッター上で苦言を呈した。
それによると、最上さんは、駅で待ち伏せされることがあって、「サイン下さい」とせがまれた。これに対し、最上さんは、サインなどはイベントの特典として対応しているため、「平等じゃないから」と断ると、こう言われたという。
「ファンなのにサインもらえないんですか?」
最上さんは、哀しく感じるとともに、自宅に帰る途中で周囲に人もいてザワザワし始めたため、余計に怖くなってしまった。そして、このような行為に対して、「めちゃくちゃ怖くて泣きそう」「ファンと言えばなんでも有りなのだろうか」と疑問を投げかけた。
さらに、何度もサインなどを要求してくる人は、ファンではなく、転売目的の可能性があるとも指摘し、「こういうのは減って欲しいなと思います」と訴えた。
最上さんの切実なツイートは、大きな反響を呼び、その境遇に同情する声が次々に寄せられている。
サイン要求は不可解とするツイートに、「いいね」2万件
「そんなことする奴はファンでもなんでもない」「ほんとのファンはもがちゃん見かけても話しかけないです、きっと」「待ち伏せの時点でストーカー行為じゃん。やりすぎだよ、その人」「大きな事件に発展してからでは、遅い」...
一方で、街中でもサインや写真撮影に気軽に応じるともされたお笑いタレント男性の例などを持ち出し、待っていたのだからサインぐらいするべきとの声もツイッター上で寄せられた。また、最上もがさんのツイートを見て、哀しくなるファンもいるとして、ファンがいてこそのタレントではないか、ファンをもっと大事にすべき、などと主張する人たちもいた。
しかし、こうしたツイートは、批判が寄せられて次々に炎上し、削除したり、謝罪に追い込まれたりしていた。これらをまとめて、理解しがたい考え方だと紹介したツイートは、2万件以上の「いいね」を集めていた。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)