翁長氏後継に玉城氏有力 問われる「日米安保」観

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辺野古決めた時の抑止力は「北朝鮮であり、中国なんですよね」

   ただ、翁長氏は生前最後となった18年7月27日の記者会見で、日米安保の意義を根本的に疑問視するような発言もしている。米朝首脳会談後に米韓合同軍事演習が中止されたり北朝鮮が核実験場を爆破したとする様子を公開したりするなど、緊張緩和が進むことに触れながら、次のように疑問をぶつけた。

「中国は中国で、ロシアはロシアで、その後ろからですね、この北東アジアの平和に対して行く末に対してしっかりと見定めている中に、おかしくないでしょうかね?皆さん。20年(以上)前に合意した新辺野古基地、あのときの抑止力というのは北朝鮮であり、中国なんですよね」

   翁長氏のこういった訴えを踏襲する形で、玉城氏が選挙戦を展開する可能性もありそうだ。

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