プロ野球・中日ドラゴンズのチア応援団「チアドラゴンズ」のメンバーが、ストーカー被害を受けていたことが分かった。球団公式サイトで2018年8月18日、発表された。
発表文では、今後同様の被害が続けば「然るべき措置を取らざるを得なくなります」と警告している。
「2度とナゴヤドームに来るな」
チアドラゴンズは1997年に結成された。メンバーは毎年のオーディションで選ばれ、18年度は18人で活動している。試合中のダンスパフォーマンスや地域交流が主な活動だ。
今回の発表によれば、近ごろチアドラゴンズのメンバーがナゴヤドームや駅で出待ちや付きまといに遭い、さらには「メンバーの自宅近くの駅まで追跡するといった、いわゆる『ストーカー』とも評価される行為が確認されています」
そのため、「以後このような行為を行う者に対しては、然るべき措置を取らざるを得なくなりますのでご承知おき下さい」と警告している。
ドラゴンズのファンからは、ツイッターで、
「チアドラメンバーにつきまとい行為をするなんて許せません。ドラゴンズ、チアドラは私たちドラゴンズファンにとって大切な仲間です」
「同じ野球ファンとして情けない。2度とナゴヤドームに来るな」
と怒りの声が多数表明されている。
他球団チアへの心配の声も
そのほか、
「これ他の球団のチアもこん位注意喚起した方が良さそう」
「どこの球団もあるだろうね、こういうのは...」
といった懸念も漏れている。
プロ野球では、12球団いずれも女性メンバーで構成される応援グループを持つ。中には、メンバーの顔写真入りのグッズを販売したりサイン会をしたりと、「アイドル」さながらの活動をするグループもある。