AKB48の岡田奈々さん(20)が、声帯結節を患って手術を受けていたことを2018年8月16日に明らかにした。今後はリハビリを行うため、「少しの間」活動に制限が出ると説明している。岡田さんは18年8月開票のAKB48グループの選抜総選挙では5位にランクインし、AKB48単体では最上位のメンバーだ。
歌手で声帯結節を患う人は多く、AKBグループ内でも大島優子さん(29)や山本彩さん(25)など、同様の症状に悩まされた人は少なくない。SKE48の高柳明音(あかね)さん(26)は、自分が手術を受けたことを振り返りながら「ゆっくり治していけるといいね」 などとエールを送った。
「声を出すお仕事はまだ出来ないのですが身体は元気にしています!」
声帯結節とは、「声の使いすぎや、無理な発声のために声帯に小さないぼのようなでっぱりができる」病気(日本耳鼻咽喉科学会ウェブサイトから)。
岡田さんの病気はAKB48の公式ブログで発表され、岡田さんもツイッターで
「数ヶ月前から声の調子が悪く声帯の手術を行ってきました 。数日間声を出せなかったり声を出すお仕事はまだ出来ないのですが身体は元気にしています!また大好きな歌を歌えるようにきちんと治します ... !」
と報告した。
「毎朝声出ない...歌えないでいつも泣いてて」
このツイートに反応したのが高柳さんだ。当時の症状を
「毎朝声出ない、酸素は無駄に消費され酸欠、歌えないでいつも泣いてて」
と振り返り、手術を経て声が元に戻ったとして、岡田さんを思いやった。
「今は元よりも声出しやすくなったし音域も広がって握手会で何時間喋っても 枯れなくなって本当にしてよかったなって思ってるから 奈々ちゃんも無事に完全復活して欲しいね」
高柳さんはさらに、手術直後の16年4月に「実はまだ声が完全に戻ってはいません」
などと不安をつづったブログを引用し、
「ちゃんと戻ったよー!!ってこの時の自分に教えてあげたい」
と感慨深げ。岡田さんは
「とても励みになりました」
と返信していた。
大島優子さんは09年に声帯結節の手術を受け、山本彩さんも15年に「声帯の手術」で劇場公演を休んだことがある。