京都銀行(京都市下京区)は、30代男性の元行員(8月13日付で懲戒解雇)が顧客の預金を不正に引き出し、計5634万円を着服していたと2018年8月16日、発表した。
発表資料によると、西山科支店に勤務していた元行員は千代川、東舞鶴、東向日町、小倉の計4支店に在勤していた06年5月から18年5月までの12年間、遊興費に充てるために11人の預金から不正に現金を引き出していた。7月に顧客からの問い合わせを受けて行内調査を実施したところ発覚した。
被害金は京都銀行が全額弁済。着服金も元行員とその家族から回収したという。