1回戦では北照の選手を助けた沖学園
6日の1回戦・沖学園-北照(南北海道)戦(4-2)を思い出す人も多かった。9回表、北照の岡崎翔太外野手が守備中に足をつって倒れた際、沖学園の三塁コーチ・上園凱斗がコールドスプレーを、ベンチの高塚皓嗣と高原敦彦が水を、それぞれ持って駆け付けた。球場からは万雷の拍手。大阪桐蔭戦では、自分達も支えられる形となった。
沖学園は13日、春夏連覇を狙う優勝候補の大阪桐蔭から2回表に1点先制。その後逆転を許すも、2度追いついた。5回表には森島、8回表には阿部剛大内野手が、大会屈指の右腕・根尾昂からそれぞれソロ本塁打を放ち、最終的に4-10で敗れたものの王者を苦しめる熱戦を演じた。鬼塚佳幸監督は「力の違いを見せられました」とするも、「こちらも全力は出せました」と語った。