「娘を持つ親」として、松本も共感?
当時拉致担当大臣だった古屋圭司・衆院議員は、このポスター出演が「ボランティア」、つまり報酬なしだったことをのちに明かしている(日刊スポーツ〈ウェブ版〉、2017年5月23日)。
松本さんも、幼い娘を持つ父親だ。それだけに、津川さんの心情を、
「全部ノーギャラでやってらして。やっぱり娘さんが一瞬でも、連れ去られたことの悲しさみたいなものを誰よりもよくご存じだったんじゃないでしょうか」
と推しはかった。
視聴者からも、この発言には反響が大きかった。
「こういうのは、ぜひ伝えて欲しいなぁ」
「松本さんよー言った!」
「津川氏、あのポスターノーギャラだったのか......伊達に何度も天下人演じてないわ」
「松ちゃんも娘さん溺愛しているし、津川さんの当時からの気持ちは痛い程、分かっていると思う」