会長も理事も辞める、という意味だった
こうした報道を受け、ツイッターには9日正午までに、
「(記者からの辞任する役職に関する質問に)両方という意味でチョキを出したように見える。だからピースサインじゃない。報道もいい加減だ」
「2種類の職を辞任するんだ、と即座に感じたが、わざとらしくピースサインと勘違いするメディアのバカさが目立った」
などと、「ピースサイン」報道を批判する声が相次いで寄せられた。勿論、中には「ピースサイン」をしたと理解し、
「笑ってしまった」
「アタマおかしいの?」
と、山根氏が状況に合わない反応を示したと受け止めた人もいた。
9日午後になり、毎日新聞(ネット版、14時近く)が山根氏本人に話を聞いた内容を報じ、指2本を立てたことについて「会長と理事を辞めるのかと聞かれたので、その2つという意味だった」と説明したことを伝えた。その後、民放各局でも、同種の報道が流れた。結局、「ピースサイン」や「Vサイン」ではなく、連盟の会長だけでなく、理事も辞める、ということを意味した仕草だったことになる。
山根氏が会長だけでなく理事も辞めるとなると、連盟の新体制はどうなるのか。しばらく混乱が続きそうだ。