山根明会長「カリスマ」語録 爆弾発言から天然ボケまで

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釈明と思いきや釈明になっていない

   今回の「山根劇場」の中では、報道陣の追及に対し、釈明らしき言葉を口にする場面もあった。しかし――。

「賭けマージャンをしてるって、あれは賭博ですよ」(7日、ビビット)

   過去の賭けマージャン疑惑を質問した報道陣も、こう言われては、それ以上ツッコミようもない。

「自分から『(暴力団と)付き合いありました』言うのは、日本に一人しかいてません!」(7日、ちちんぷいぷい)
「正式な杯(さかずき)も受けてません」(4日、日刊スポーツ)
「僕には何の前科もなし、綺麗なもんね」(6日、スッキリ)

   暴力団との交際も、山根会長は即座に認めてしまう。本人が言う通り、普通ならここを「認める」「認めない」が争点になり、問題が長引くものだ。なんだかんだと逃げを打つよりは、ある意味「男らしい」のかもしれない。結局、この交際が「命取り」となったわけだが。

「ワシはヤクザやないぞ! 書くなら愚連隊と書け!」(5日、週刊朝日)

   愚連隊は、主に終戦後に大きく勢力を伸ばした不良集団を指す言葉だ。旧来のヤクザとは異なったカルチャーを持ち、新たな世代のアウトローとして台頭した。過去の警察白書などでは、現代の暴力団の源流の一つとして位置づけられている。

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