生放送で「前科者」「元暴力団」
山根会長はテレビ出演にあたり、「生放送」をリクエストしている。実際に初出演となった「スッキリ」(日本テレビ系)などではその要望がかなえられたが、その口からはたびたび「爆弾発言」が。そのためか定かではないが、後発の番組の多くは、録画での出演となった。
「元暴力団の××組組長から、(中略)3日以内に引退しないと山根の過去をばらすぞと脅迫を受けました。だから僕は立ち上がったんです」(3日、スッキリ)
「××いう存在知っていますか。前科者ですよ」(3日、スッキリ)
その「スッキリ」では、いきなり関係者を「前科者」と呼んだかと思えば、元暴力団から「脅迫」を受けたと告白するなどし、視聴者をどよめかせた(元発言はいずれも実名)。特に元暴力団組長については、本人もテレビなどにたびたび登場、山根会長が「ヤクザ」だったか否かで論戦を繰り広げた。
「山根明を差別しているんですか? スポーツ庁長官! 五輪大臣!」(7日、報道陣に対して)
こうした暴力団との交際をめぐり、辞任を迫った鈴木大地・スポーツ庁長官らにも、公然と食ってかかる。
「(村田諒太選手について)生意気だよ。あの選手はね、まだ社会人じゃない。現役ボクサーとして言うべき話じゃありません」(3日、スッキリ)
「当時の成松(大介)選手はね、あの顔にだまされましたよ。おとなしい顔してるけどね」(3日、スッキリ)
「息子が誕生日に贈ってくれた600万円のロレックスを330万円で売って、160万円送金した。成松は黒い人間だ」(3日、ビビット)
村田選手、成松選手に対しても、激しい言葉で非難している。特に成松選手は、いきなり「顔」をあげつらわれるというひどい目に。
「僕はね、選手の批判はしません」(3日、スッキリ)
かと思えば、直後にしれっとこう言い出すのが山根節である。