「『盗用』とは認定をしておりません」としていたが...
ただ、後に、機構が独自に取材して事実認定した部分もあったことが明らかになったとして、検証記事では
「これは同機構の取材による成果物を、自らのものであるかのように装っているに等しく、弁解の余地はない」
と指摘。書籍の共同執筆者は、問題の記事が「盗用」だと認識し、金曜日に対して方針転換を求めたという。
こういった経緯もあって、17年12月27日に北村肇・発行人名でウェブサイトに掲載された「おわび」では、
「(GoHoo)サイトの記事をそのまま使用したものではなく、弊社としては『盗用』とは認定をしておりません」
としていたが、今回の検証記事に盛り込まれた北村氏のコメントでは「『盗用』と指摘されても致しかたない失態」だと踏み込んだ。
金曜日側は12月27日に機構を訪れて直接説明・謝罪しており、機構はそれを受ける形で、12月29日に出した談話で「北村社長の決断に敬意を表し、これをもって諒とします」としていた。