「懲戒免除」否定もくすぶる疑問 代替わり「恩赦」はなぜ必要なのか

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元議員「前例踏襲主義は卒業した方がいい」

   毎日新聞の報道に対し、菅官房長官は、8月7日の会見で

「あり得ない。明快に否定する」

と述べ、天皇代替わりに伴う国家公務員の懲戒免除は行わない考えを明らかにした。

   この会見を受け、ニュースのコメント欄などでは、

「そりゃそうでしょ。意味が分からないもん」「佐川氏の懲戒処分を恩赦したら荒れるわな」「適正な判断だと思う」

との声が出た。一方で、過去に3回懲戒免除が行われた前例があることから、「今は有り得ぬ、先の事はわからない」と疑念もくすぶっている。

   ネット上では、恩赦による減刑などにも、

「なぜ罪人だけが報われるの?」

などと疑問の声が出ている。

   元衆議院議員の早川忠孝弁護士は、自らのブログで7日、

「前例踏襲主義はいい加減に卒業した方がいい」

として、改元は本人の精進努力には関係がないことを理由に

「必ずしも恩赦を実施する必要はない」

と指摘した。

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