審判団にブーイング
さらに後半アディショナルタイム、浦和MF宇賀神友弥が上げたクロスは、ペナルティエリア内の長崎MF飯尾竜太朗に当たってCKになったが、当たったのは走りながら振っていた左腕だった。PKが疑われる場面で、オリベイラ監督も「そういう解釈(CK)である、と言われれば受け入れるしかないが、選手たちに対しても注意せず、このアンチゲームとも言える流れにレフェリーが協力してしまったのかな、と思えてしまう」と不快感を示している。
0-0で終えた試合後、スタジアムからは大きなブーイング。タイミングからして、ピッチを後にする審判団に向けられたものとみられる。
冒頭の槙野の投稿に対しては、同じように複雑な思いをもっていたサポーターから、
「全く同意です、あれでは倒れた勝ち。昨日の判定は全般的にがっかりでしたね」
「どっちに対してもひどい審判すぎて、嘲笑って見るしかなかった。ファンマが怒り出すんじゃないかとも」
といった声が寄せられている。一方で、出場選手でありながらSNS上で審判に物を言ったことについては、
「プロなのに勝てないのを審判のせいにするのか。ふむふむ」
「それでも枠内シュートの多さと外した多さを反省しましょう」
などと釘を刺されてもいる。
Jリーグでは、ロシアW杯で導入されて話題を集めた映像判定システム、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が採用されていない。ツイッター上では、「とりあえずVARの導入しよう。お互いのために」との声も漏れている。