今年が100回の記念大会となる全国高校野球選手権大会が2018年8月5日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕した。開会式には皇太子ご夫妻も出席され、近江(滋賀)の中尾雄斗主将が力強く選手宣誓を行った。
開幕試合となる藤蔭(大分)―星陵(石川)に先立ち、第72~74回大会に連続して出場し、読売ジャイアンツやニューヨーク・ヤンキースで活躍した松井秀喜さん(44)が始球式を務めた。星陵OBの松井さんは、後輩にあたる星陵の山瀬慎之助捕手に1球を投じたが、惜しくもワンバウンドでミットに収まり、思わず頭を抱える場面もあった。
大会は過去最多の56校が出場、17日間の日程で熱戦が繰り広げられる。