「なぜ進退という話が出るんですか?」
「強化選手なんだから3等分してもええやろと、軽い気持ちで分けました」というが、告発状によれば別の2選手に渡った分の160万円は、その後連盟側から成松選手に支払われている。番組で「良くないことだから戻したと見えるが?」と聞かれた山根会長だが、
「間違いやったと分かりましたので、私は息子から買ってもらった時計を売って、160万円を成松選手に送りました。非常に息子から大事な時計を買ってもらったんですけど」
と、自らお金を工面した「努力」を説明し始めた。加藤さんは「そこじゃないんですよ山根会長...」と苦い顔をした。
大揺れの連盟。告発された多くの疑惑に山根会長が絡んでいると指摘されているが、進退問題については、
「この問題で進退は考えてない。なぜ進退という話が出るんですか? 連盟は何の落ち度もありません」
と断言。会長を継続する意向のようだ。
告発状は全国の連盟関係者333人が名を連ね、JSCや文部科学省、スポーツ庁など複数機関に提出されている。連盟トップでありながら告発内容に対する自身の責任に触れず、現役選手への批判を繰り返した今回の生出演には疑問の声も多い。ツイッターでは、
「保身の為に頑張ってる選手の悪口言うってあり得ないわ 山根おじいちゃんは早く辞めなはれ」
「選手の性格が悪いとか、自分の保身の為であっても言わないよね?」
「自分や自分の身内のためなら、連盟関係者だろうが選手だろうが平気で人格批判までする人なんだな」
といった声が続々とあがっている。
こうした延々と保身に終始するような発言と態度には、
「子どもがそのままおじいちゃんになった感じ」
「ホントおもちゃ買ってもらえなかった子供よな」
「あれだけ音声データが流出しても子供みたいな言い訳出来るのは逆に凄い」
と、幼さも感じられているようだった。