「ほとんどのお客さんが笑ってくれます」
この貼り紙を掲出していたのは、大阪市のJR野田駅近くにある飲食店。J-CASTニュースが31日、オーナーの女性に上述のような社訓は本当なのかを聞くと、
「もちろん、ジョークで貼っているものです。こんなとんでもない社訓、うちが本当に使っているわけないですよ」
と大笑いしながら説明。続けて、店のトイレには似たような貼り紙をいくつも貼っているとして、次のように語った。
「居酒屋のトイレって、ああいう『社訓』『心得』をマジメに書いた貼り紙がよくあるでしょ。それを、面白おかしくパロディーしただけです。まあ、『大阪の笑い』ということです。さすがに、ネタだと分かってもらえると思っていました」
話題の社訓は、ネット上で見つけた画像をプリントしたものだという。客の反応について尋ねると、「ほとんどのお客さんが笑ってくれますよ」としたうえで、
「ビジネスマンのお客さんの中には、『あの社訓を見たら、ウチの会社がマシに見えてきた』と面白がってくれる人もいる程です(笑)」
としていた。
もちろん、当初から店側の「ジョーク」だと気付いていたネットユーザーも多かった。なかには「元ネタ」を指摘する書き込みも複数あり、それによると、この貼り紙は北川恵海さんの同名小説が原作の映画「ちょっと今から仕事やめてくる」の作中に登場する社訓と全く同じものだという。