漫画、アニメなどの媒体で展開されている作品「機動警察パトレイバー」の記念日が「8月10日」に制定された。「パ(8)ト(10)」のごろ合わせだ。
この決定に、原作者グループ「HEADGEAR(ヘッドギア)」のメンバーである、漫画家の「ゆうきまさみ」さんがツイッターで驚きの声をあげた。
「な、なんだってーっ!」
2018年7月28日に、1989年に公開された映画「機動警察パトレイバー the Movie」のプロデューサー真木太郎さんが自身のフェイスブックを更新し、
「8月10日はパトレイバー の日です。日本記念日協会によって今年から正式認定されましたのでご案内します」
と、投稿した。
29日になって、ツイッターでこの投稿がスクリーンショットで出回った。それをゆうきさんが発見し、こう反応した。
「な、なんだってーっ!(どビックリ)」
ゆうきさんは、パトレイバーの漫画版を手掛けたほか、原作者グループの「HEADGEAR(ヘッドギア)」にも名を連ねているものの、この投稿で初めて知った様子だ。
日本記念日協会によると、
「1988年にマンガとオリジナルビデオアニメーション(OVA)で始まった『機動警察パトレイバー』。その権利者である株式会社HEADGEARが制定」
と記されている。
「あ~る」の石碑設置も
一方でゆうきさんは、記念日制定について、次のように投稿した。
「もうなんと言いますかね、30年以上前の、単行本10巻に満たなかった初週刊連載作品から食堂のメニューは出来るわ記念碑は立つわ、そうかと思えばアマチュア時代からの妄想(編注:パトレイバー)がなんと実現した上に、30年経って記念日にはなるわで、驚くばかりなのです」
28日、85年から週刊少年サンデーで連載されたゆうきさんの作品「究極超人あ~る」にちなんだ記念碑「アニメ聖地巡礼発祥の地」(長野県上伊那郡)が除幕された。
ゆうきさんの代表作ともいえる2作品の記念碑の除幕と記念日の制定が一気に訪れたことに、感慨深い様子だ。
ゆうきさん以外にも
ヘッドギアのゆうきさん以外のメンバーもツイッターで、記念日の制定に反応した。
脚本を担当した伊藤和典さんは29日、「ま、まじかっ!?」と驚きながらも、
「まさか『パトレイバーの日』ができてしまうとは。実に感慨深い」
と反応した。
一方、キャラクターデザインを担当した高田明美さんは、ファンからの記念日制定の報告を受けると顔文字付きで反応した。
「そうなんです。正式に決まりました」
先のゆうきさんの投稿にもリプライ(返信)を送り、
「日本記念日協会 今まで知らなかったよね」
と、こちらも顔文字付きで送っていた。