「批判をしてくれてる方々へ」
「ビッグマウス」でメディアやサポーターを騒がせてきた本田選手は、称賛されることもあれば、激しい非難を浴びることも多い。「優勝」を公言しながらグループリーグ(GL)1分2敗の最下位に終わった14年ブラジルW杯後には、「口田(くちだ)圭佑」などと揶揄された過去もある。
ただ、本田選手のツイッター投稿を見ても、自身への批判をプラスに受け止めようとしている節がある。ロシアW杯のGL初戦・コロンビア戦後の6月22日には、「人の悪いところを粗探しして優越感にひたろうとしている人。悪口を言い合える仲間を見つけて安心する人。気持ちは分かるし、僕は味方ですからね」と投稿。「僕も才能がなく祖父母からも『お前なんかがプロになれるか!』と言われて、コンプレックスだらけだったので。ありがとう!これからも宜しくです!」と寄り添うような言葉を続けた。
直接的だったのは4月11日。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ元監督解任が同9日に発表され、代表チームの一部にも矛先が向けられていたこの時期、本田選手は「批判をしてくれてる方々へ。いつも健全な反応をありがとうございます。引き続きサッカー界のこと宜しくお願いしますね」と、投稿していた。