AKB48の横山由依さん(25)が2018年7月27日、毎月末の金曜日に早期退社を促す「プレミアムフライデー(プレ金)」のPRイベントに登場し、選抜総選挙を「プレ金」に行うことを提案した。
AKB48グループは土日に握手会が行われることが多く、プレ金に総選挙を行えば3日連続でAKBのイベントを楽しめることになり、「今までと一味違う総選挙になるかも」と笑顔を見せた。
「全国の皆さんにひとつの会場に集まっていただいて、そこで選抜総選挙が行われて...」
プレ金は経産省が主導しており、イベントには世耕弘成経産相も登場。選抜総選挙は13年から土曜日開催が続いているが、横山さんは舞台裏の世耕氏に向けて
「もし次回AKB48の選抜総選挙が行われるとすれば...。だいじーん!プレミアムフライデーにはいかがでしょうか?」
と呼びかけ、
「大臣も今日いらっしゃるので、秋元先生にも相談してみようかな...。プレミアム総選挙になって、今までと一味違う総選挙になるかもしれないと思います」
などと期待を込めた。
横山さんによると、AKB48グループは金曜日にイベントが行われることが多く、土日は握手会だ。そのため、プレ金に総選挙をすれば
「金曜日は皆さんプレミアムフライデーで、早くにお仕事が終わったりされる方もいらっしゃるのではないかと思うので、全国の皆さんにひとつの会場に集まっていただいて、そこで選抜総選挙が行われて、翌日には握手会でまたお会いできる」
と説明。
「プレミアムフライデーから土日も3日間連続で楽しんでいただけるような総選挙ができたらいいな、なんて妄想しています」
などと力説していた。
18年総選挙は「1日のイベントとしては非常に大きな経済効果」
宮本勝浩・関西大学名誉教授の試算によると、18年6月に名古屋市内で行われたAKB総選挙の開票イベントの経済効果は全国で約34億2008万円、愛知県とその周辺で約27億3606万円。宮本氏は
「やはり名古屋市が大都市で、宿泊費や飲食費が高いことが要因と思われる。1日のイベントとしては非常に大きな経済効果であり、地域の活性化に貢献するものである。次回は、ぜひ地域活性化のために、東北地方でも開催されることを期待したい」
とコメントを出しており、横山さんが言うように2~3日間連続でAKB関連のイベントが行われれば、さらに経済効果は拡大する可能性もありそうだ。
イベントは、各百貨店が行う「プレミアムサマーバザール」に合わせて日本百貨店協会が主催。横山さんは
「これからプレミアムフライデー、積極的に参加したいと思います」
などと話していた。