気温35度を超えると「吸血活動が鈍る」
また、フマキラーの広報担当者は、蚊が活動するのに最適な気温は約25~30度だとして、
「気温が35度を超えるような場合は蚊の動きが活発ではなくなり、吸血活動が鈍る傾向があります」
と説明。その上で、熱中症の恐れから外出を控える人も多いため、より蚊に出くわすケースが減っているのではないか、とも分析していた。
また、蚊用の殺虫グッズの売り上げについても、「前年のペースには届きません」。ただ、フマキラー広報は「実は、猛暑になると蚊の数が増える傾向があります」と明らかにした上で、
「今後、気温も徐々に蚊が活動しやすい程度に落ち着いていくでしょうし、売上のピークが後ろにズレ込むのではないかと期待しています。また、今年は残暑が厳しいと予測されていますので、まだまだ蚊に油断してはいけませんよ」
と話していた。