片渕監督「自分たちに出来るのはなんなのか」
7月26日にオープンした「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」のティザーサイトには、西日本全域における大雨の被災者に向けた片渕監督のメッセージが掲載されている。
「私たちの映画の舞台となった呉、広島をはじめ、西日本各地のたくさんの方々が、大雨の被害によりたいへんな目に遭われています。大勢の方々が亡くなり、行方不明となり、家屋を失われてしまいました。そしてたくさんの方々が今も困難の中におられます。心よりお見舞い申し上げます(中略)今この瞬間も復旧と回復に力を尽くされているたくさんの方々に敬意を表しつつ、私たちも、自分たちに出来るのはなんなのか、常に考え続けたいと思っています」(7月12日付)
2016年の「この世界の片隅に」は、8月3日~16日まで、呉市にある映画館「呉ポポロ」で再上映が決まっている。8月6日には、片渕監督と主演ののんさんの舞台挨拶も実施される予定だ。