お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さん(45)が、映画「グレイテスト・ショーマン」に登場する髭女・レティに扮した渡辺直美さん(30)の容姿を茶化したことに、ネット上で批判が相次いでいる。
2018年7月25日に生放送された「FNSうたの夏まつり」での一幕だ。顔中にヒゲを生やした渡辺さんの姿を見て、番組司会の渡部さんは「その格好で、あんまり真面目な話しないで」と笑いながら告げたのだ。
「すごい違和感あるんですよ」
渡辺さんは同番組の「グレイテスト・ショーマン」の劇中歌メドレーに出演。ヒゲ面が印象的な歌姫・レティそっくりに扮し、映画の代表曲の1つ「This is me」を歌手のCrystal Kayさん(32)と共に歌い上げた。
同作は、髭女のレティや小人症の男性など世間から隠れるように生きていた人々を集めたサーカスが成功するまでを描いたストーリー。劇中歌の「This is me」は、周囲とは異なる容姿を受け入れて「これが私だ」と繰り返し訴える歌詞が印象的な一曲だ。
こうしたパフォーマンスを終えた直後の渡辺さんは、ステージから降りると「ちょっと本当に、(メークの)完成度が凄かった」と一言。その上で、
「歌がすごい心配だったんですけど、Crystal Kayさんが一緒に歌ってくださって、本当に心強かったです」
と話した。こうしたコメントを受けて、司会をつとめる渡部さんは、
「その格好で、あんまり真面目な話しないでくださいよ。すごい違和感あるんですよ」
と半笑いでツッコミ。周囲の共演者からは大きな笑いが起きたが、当の渡辺さんは「ごめんなさい、すいません」と小声で返していた。