擁護派すら「水田」と呼び間違える
「水脈(みお)」という珍しい下の名前に引きずられるせいか、どうにも杉田氏を「水田氏」と勘違いする人は多いようだ。ツイッターなどで世間の反応を見ても、
「水田議員の『LGBTには生産性がない』発言にビックリしている」
「水田議員の言葉のほうが、生産性を考えていない」
「炎上しまくってる水田議員」
「水田氏の発言は容認し難い」
と、「水田」批判だらけ。杉田氏を擁護している人ですら、「ちゃんと水田氏の記事を全部読まれましたか?」「水田さんは排除などとは言っていません」と、名前を間違ったまま応援する始末だ。
やはりツイッターでは、小西洋之参院議員が
「国会議員である以上、憲法の基本原理(人権尊重)に反する人生観なるものは許されない。そうした信条であるなら即刻辞職しなければならない。水田議員と二階幹事長の存在そのものが憲法尊重擁護義務(99条)に反する」(24日)
と痛烈な批判を寄せたが、やっぱり名前が「水田」になっている。あまりに勘違いする人が多いせいか、26日現在、Googleで「水田議員」で検索すると「杉田議員」の結果も合わせて表示される。
なお幸い、現在の国会議員に「水田」姓の人物は衆院・参院ともにいない。古くは蔵相などを務めた大物政治家として知られる水田三喜男氏(1976年没)、社会党で5期衆院議員を務めた水田稔氏(2012年没)などがいた。