「日本と平和的に交流したい」「安倍一味...」 北朝鮮の発言オモテウラ、その真意は?

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歴史問題で謝罪・賠償引き出すのが狙い?

   ただ、北朝鮮メディアは連日のように安倍政権批判を展開しており、北朝鮮側の真意は読み取りにくい。7月25日付の朝鮮労働党の機関紙、労働新聞は

「窮地に陥った者たちの幼稚な行動」

と題する論説記事を掲載。「赤坂自民亭」問題で批判が集中していることなどを念頭に、

「安倍一味は今、政治的に非常に困った境遇に陥っている」

として、批判をそらすために北朝鮮問題の「核・拉致」問題を利用していると主張。その上で、

「日本の反動層が過去の罪を覆い隠したままで時代錯誤的な対(北)朝鮮敵視政策に固執するだけ、内外の大きな非難と嘲笑を招くだけである(中略)安倍一味はこれに留意して今からでも行動をすぐに起こすのがいいだろう」

とした。この記事では直接的な言及はないものの、歴史問題に対する日本側の謝罪と賠償を念頭に置いているとみられる。

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