「誤解を招きかねない表現があった」
こうしたネット上の反応を受けて、コニカミノルタ側がコラムを削除した。J-CASTニュースの取材に応じた同社の広報担当者によれば、記事を削除したのは20日夕。理由については、
「一部に誤解を招きかねない表現があったと判断したためです」
と説明していた。
なお、問題視されたコラムには、体臭研究の第一人者だという「五味クリニック」の五味常明院長が監修している、との説明があった。そこで記事の執筆体制や具体的な監修プロセスについて担当者に質問すると、
「五味先生の著作に書かれている内容を、まず契約している外部の制作会社がウェブ用に編集し、それを改めて五味先生に監修していただいた上で、掲載しています」
と説明。削除したコラムは、10年3月刊行の「新・もう汗で悩まない」という書籍が参照元だという。
なお、今回のコラムをめぐる騒動について担当者は、
「冷房と汗腺の関係について、誤解を招きかねない表現がありました。(サイトを)ご利用の方々には、説明をせず削除してしまい、お詫びを申し上げます」
と謝罪していた。