ミライトワじゃ「ロシア女性」っぽい? 東京五輪キャラ、命名に違和感も

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   情報番組のキャスターも、東京五輪・パラリンピックのマスコットキャラクターの名前「ミライトワ」「ソメイティ」には、様々な感想を持ったようだ。「深みがある」「(五輪が)明日始まりそう」といった期待感を持つ人がいる一方で、「~トワ」という名前にロシアの女性のような響きがあるとして違和感をにじませる人も。

   名称決定を報じる記事には「覚えにくい」とコメントを書き込む人もおり、現時点では親しみやすさに課題を感じる人もいるようだ。

  • 「ミライトワ」(左)と「ソメイティ」(右)。お披露目イベントで名前が発表された
    「ミライトワ」(左)と「ソメイティ」(右)。お披露目イベントで名前が発表された
  • 「ミライトワ」(左)と「ソメイティ」(右)。お披露目イベントで名前が発表された

橋本五郎氏「非常に考え抜かれた深みのある名前」

   名前は2018年7月22日のお披露目イベントで発表された。五輪マスコットの「ミライトワ」は「未来」と「永遠(とわ)」をかけ、「素晴らしい未来を永遠に」という願いを込めた。パラリンピックマスコットの「ソメイティ」はソメイヨシノと、「非常に力強い」を意味する「so mighty」をかけた。

   両マスコットは、翌7月23日の「スッキリ!」(日本テレビ)に出演。超能力が得意だというソメイティは、司会の加藤浩次さん(49)や近藤春菜さん(35)を気功のような仕草で吹き飛ばし、スタジオを沸かせた。コメンテーターとして出演していた元プロテニスプレーヤーの杉山愛さん(43)は、マスコット審査委員会のメンバーとして名前の審査にも参加。

「『これからの日本を!』っていう『希望の名前』な感じがすごくいい」

と絶賛した。読売新聞特別編集委員の橋本五郎さん(71)は、意外な私案を明かしながら、ネーミングを歓迎した。

「躍動感のあるね、例えばね『ジャンポン』とかね、動的な名前になると思っていたんですけれども、ところがそうじゃなくて、非常に考え抜かれた深みのある名前になってますね~」

マスコットに「性別はない」

   「ビビット」(TBS)では、番組の最後に国分太一さん(43)が

「(五輪が)明日始まりそうな感じになってきましたけど、2年後なんですね」

と一言。賛否両論あったのが、その直前に放送された「あさチャン!」(同)だった。夏目三久アナ(33)が

「外国の方が、『本当に日本らしい』と喜んでらっしゃるのが嬉しいですね」

と前向きなコメントを口にしたのに対し、石井大裕アナ(33)は、男の子をイメージさせる藍色のマスコットに「ミライトワ」という名前がついたことに違和感をにじませた。組織委員会では、両マスコットに「性別はない」と説明しているが、ロシアの女性メダリストに「エゴロワ」「ザギトワ」といった、「ワ」で終わる人が多いことを念頭に置いているようだ。

「またちょっとこう...。ロシア人とかだと、女性の名前っぽくなったり...。ちょっとどういう感覚を...、ロシア人の方が持たれるか、やっぱり世界の人たちが気になりますよね?」

   石井アナはそれだけでは終わらず、

「この間、秋田犬の問題で、ザギトワが『マサル』という名前をメスの犬につけたということが...」

などと熱弁するのを夏目アナが

「ちょっとお時間がもうないんですけれども...。ちょっと石井さん!色々あるようですね...!おなかに、ちょっとあるようですね...」

とさえぎって番組を進行していた。

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