熱以外の可能性
17日、石井さんに紹介され、交通安全施設用品を取り扱うトーグ安全工業(大阪市浪速区)に対し、取材を行った。
応じてくれたのは、山形工場で、東日本営業部・統括営業部長を務める小倉龍二さんだ。
インターネット上に出回る三角コーンの画像を一緒に見ながら、取材を行った。
先ほど同様にあり得るのかを聞くと、ポリエチレン樹脂なら「難しい」。
ただ、単独では難しくとも、一定の条件を満たせばあり得る。熱でやわらかくなった状態で、タイヤなどの重りがかかり、「踏みつけられる」と根元から横に倒れる状態になり得る。
ツイッターでは画像について、三角コーンの間近にバスが停まっていたとの投稿があった。マフラーの影響についても聞いた。あくまで予想であるとしつつ、
「マフラーの下にあった場合高い熱と熱風があったかと思われます。熱でやわらかくなっていた時に熱風によって曲がっていったと考えます」