在韓米軍のブルックス司令官(陸軍大将)は2018年7月21日に米コロラド州で行われた安全保障関連の講演会で、
「(北朝鮮が持つ核兵器の)製造能力は現時点でも失われていない」 「北朝鮮はコインの裏表のような性質(二面性)がある国で、それを踏まえて軍を指揮していきたい」
などと述べ、非核化の「本気度を」慎重に見極める必要性を強調した。
北朝鮮は18年5月に核実験場を爆破する様子を公開したが、ブルックス氏は「我々は製造工場の閉鎖を見ていない」として、実験場の廃棄と「非核化」には隔たりがあるとの見方を示した。