「体育館のエアコン、1回で2500円の電気代がかかるから、使用しないで」――。
こんな通知が教育委員会から届いたとするツイートが数日前から注目を集める中、大阪府箕面市の倉田哲郎市長が2018年7月21日、「ここで書かれている事実はありません」と、ツイッターで反論した。
教育委のお達しに「職員室は大荒れ」?
発端は7月18日。あるツイッターユーザーが
「体育館にエアコンをつけたのに、『1回で2500円の電気代がかかるから、使用しないでください』との教育委員会からのお達しが 『生徒の安全より2500円を取るのか!』と職員室は大荒れですよ(苦笑)」
と投稿したことだった(現在はツイート・アカウントとも削除済み)。
このユーザーは、2日後には体育館で終業式を行う予定だとして「この暑さで全校生徒を体育館に集めたら、間違いなく倒れる生徒が出てくるで」などと連投し、「教育委員会の対応」を問題視した。
前日の17日には愛知県豊田市で小学1年の男子児童が校外学習先から戻った後に熱中症で死亡する事故が起きたばかり。一連のツイートでは特定の自治体を名指ししていたわけではなく、どの自治体の教育委員会なのか判然としないまま、教育委員会批判の声が相次いだ。
するとユーザーは反響の大きさを受けて
「昨日のツイートに多くの方が関心をもっていただけたようで感謝しています そのおかげか『金かかるから使うなよ!』から、『使ってもいいよ!でもお金は払ってね!』という指示に変わりました(笑)」
と報告し、体育館のエアコン運用時の使用料について書かれた通知画面の画像をアップした。