「スパムポリシーに違反した」
「やられましたよ。春くらいから僕のチャンネルをつぶそうという人たちが『通報』しまくっていたようなんですが。ついにきましたね」
こうした事態を想定して、「避難用」のチャンネルアカウントを持っていたKAZUYAさん。18日夕に公開した動画で、真っ先にそんな言葉を口にした。
KAZUYAさんによると、BANの原因は17日公開の「サンデイブレイク」の動画だ。「理由としては、スパム、欺瞞行為、詐欺の禁止に抵触するらしいです」として、YouTubeの運営側から以下のようなメールが来たことを明かした。
「YouTubeは、スパムをなくすために絶え間ない努力を続けております。不特定多数に向けた動画、不要な動画、または繰り返し部分の多い動画を大量に投稿しないでください。また、コンテンツの主な目的が人々をYouTubeから別のサイトへ誘導しようとするものである場合、そのコンテンツはYouTubeのスパムポリシーに違反すると見なされます」
KAZUYAさんは「たしかに僕は、URLを貼っていました。ただ、これが主目的で...ていう動画ではない」と指摘。「もし他のサイトへの誘導でアウトになったっていうなら、ほぼすべてのYouTuber生きていけません」として、
「でも消されない!一方で、僕のものは消されてしまいました。なぜだろう」
と疑問を呈した。
さらには「普通3回違反したらチャンネルがBANになるんです。ただ僕ね、3回目じゃないんだよ」と、YouTubeの「BAN」条件にあたらないことを主張。「ある勢力からしたら目障りなんだろうね。結局ヘイトかどうこうとか関係なく消されてしまいました」としたうえ、
「異議申し立てをしましたが、どうなるのか分かりません。暫定で今後、こちらのチャンネルで動画をアップしていきます」
と説明した。
KAZUYA Channel「BAN」の理由とは――。YouTubeを運営するグーグル日本法人に取材したが、広報部は
「当社では個別の動画やそれらに関しての対応についてはお話ししておりません」
と回答するのみだった。