BuzzFeed「(記者は)ガイドラインを把握していた」
今回の騒動について、BuzzFeedJapanの広報担当者は18日夕、J-CASTニュースの取材に対し、
「担当者はガイドラインは把握しておりましたが、著名人に取材をし、それを元にWikipediaの記事を作ることが『自分自身の記事をつくらない』などのガイドライン違反にあたると判断される可能性を考慮しておりませんでした」
と釈明。今回の企画にガイドライン違反との指摘が寄せられたことを「重く受け止め」るとして、記事の修正と追記を行ったと回答した。
実際、18日20時時点で記事の見出しは、当初の「『BiSH』と一緒に、メンバーそれぞれのウィキペディアを作ってみた ソースは本人!」から、
「『BiSH』と一緒に、メンバーそれぞれのウィキペディアに載るような情報を聞いて見た」
と変わっていた。
つまり、本来の企画の「Wikipediaページを作る」という部分に関する記述がすべて変更されていたのだ。当初は、バズフィードが作成したWikipediaページのスクリーンショット画像も掲載されていたが、これも削除されていた。
こうした修正を行った上で、記事の末尾には、
「記事に対し、ウィキペデディア(原文ママ)の『自分自身の記事』『特筆性の乏しい人物の宣伝行為』を禁止する規約に違反しているとのご指摘をいただきました。ウィキペディア上の記事は現在、削除されております。ご指摘を受け止め、見出しやウィキペディアへのリンクなど、記事を一部修正させていただきました」
との説明が追記されていた。