スミス氏が共感示す
本田選手が実質的に率いる、自身の所属事務所「HONDA ESTILO」(大阪府吹田市)は17年3月、スミス氏らの日本国内での芸能PR事業(スミス氏の映画・テレビ関連PRを除く)を手掛ける会社との協業開始を発表しており、そういう意味では接点があった。
さらに具体的な接点については、本田選手が今回、18日未明公開の日経新聞(ネット有料版)のファンド設立に関するインタビュー記事で明かしている。本田選手によると、17年6月に、スミス氏のファミリーオフィスの代表者と知り合い、スミス氏を紹介してもらった。
本田選手はこれまでに、貧困解決のヒントを探したいとの思いから、自己資金で(未公開企業へ投資する)エンジェル投資に携わってきた。それを発展させる新ファンドの構想を話したところ、「ずっと少数派を支援してきた」スミス氏は共感を示してくれたそうだ。本田選手は
「(2人の)相乗効果が何か生まれるのではないかと考えており、非常にうれしい」
と期待感を示している。