風邪気味なのにプール脇で2時間見学→熱中症で帰宅して倒れる 小学生の母親が怒りのツイート

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「保健室がいっぱいのときはプールサイドの日陰で...」

   「玲奈」さんの息子がどの小学校に通っているのかは分からないが、在住地の市教委に7月18日、J-CASTニュースが取材すると、プール見学について以下のような説明があった。ここに登場する保護者は、日付け上から「玲奈」さんと異なる可能性があるが、似たケースのようだ。

   市教委によれば、7月上旬に市立小学校のある保護者からプール見学について電話があった。

   それによると、子供が見学中に水分を摂っておらず、帰宅してから様子が変になったと話した。熱中症になったかは分からないという。保護者は、学校側にも伝えたといい、市教委に対しては、水分を補給できるように水筒を持たせることを認めてほしいと要望した。

   市教委が小学校に連絡すると、学校側は水筒を希望する児童には持ってきてもいいと伝えていると説明した。市教委では、見学の合間に水を飲むように声をかけるなど、より丁寧な対応をするように学校側に要請した。

   プールの時間は、着替えや体操もあるため、計2時限の1時間半を充てている。見学のとき、プールサイドにいるのは実質45~60分で、屋根のある日陰にいてもらうようにしているという。

   市教委では、状況によっては、プールサイドでなく保健室などにいてもらうこともあるが、保健室がいっぱいのときはプールサイドの日陰にいてもらうこともあるとしており、実際は現場任せになっているという。

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