CBSキャスター「今の専用機の色は非常に象徴的」「私もパウダーブルーが好き」
新型の大統領専用機はボーイング747-8型機をベースにし、早ければ21年には導入したい考えだ。ただ、そこまでには紆余曲折がありそうだ。トランプ氏はインタビューの中で、
「こんなことは言いたくないが、時間がかかるだろう。非常に複雑なプロジェクトだ。完成までには多くの大統領が誕生しているだろう。利用して楽しんでほしい」
と発言。自らの任期中(1期目は21年1月、2期目があるとすれば25年1月まで)に納入されない可能性を示唆した。
これに加えて、新塗装に対する世論の反発も出そうだ。トランプ氏のインタビューを放送したCBSでも、VTRを見終わったキャスターが
「今の専用機の色は非常に象徴的」
「私も(現行の)パウダーブルーが好きだ」
などと次々に不満をもらし、英BBCも
「今回の変更で、広く知られた米国のイメージを放棄することになるという批判が出ているほか、ツイッターでは多くの人がロシアの大統領専用機も『赤、白、青』だと指摘している」
と伝えている。ロシアの大統領専用機はイリューシン96型機をベースにしており、ロシア国旗をモチーフにした「白、青、赤」のラインが入っている。それ以外にも、フランス大統領専用機のラインが「青、白、赤」だ。