ラノベ作家、「低評価」口コミに猛反論 「単なる読解力不足」と苦言

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作者「ちゃんと読んではないんだろうなぁ」

   上述のAmazonレビューにあった「擬音だけでバトル描写など一切ない」という指摘に対して、九頭さんは「いやいやいや、確かにテンポ重視で擬音でさらっとやってるとこもあるけど、普通に描いてるところは描いてるよね?」と反論。さらに、

「主人公は常に他人を見下し相手を馬鹿にしてる? 違う違う、相手の気持ちが分かず事実を言って傷つけちゃってるだけで悪意はゼロ(略)一応そういうふうに描いてたつもりなんだけど...まぁここは単なる読解力不足の範疇っぽいのでいいや」(原文ママ)

と不満を訴えた。その上で、「たぶん書籍版はもとよりWEB版もちゃんと読んではないんだろうなぁ」と愚痴をこぼしていた。

   その後、作者本人からの反論を受けたユーザーは投稿を「追記」。まず「どうやらこの作品の作者が小説家になろう内で私のレビューを紹介してくれたようです」とした上で、

「読解力不足だのちゃんと読んでないだの言い訳まみれ(略)一度目を通せばそのひどさを分かってもらえると思います」

と再び痛烈に批判していた。

   このように、作家と読者の間で起きた「口論」はネット上で話題に。ツイッターやネット掲示板には、「愚痴りたくなる気持ちは分かるけど本出してる以上我慢しなきゃいかん」など、九頭さんの姿勢に否定的な意見も目立っている。

   なお一連の騒動を受け、「無職の英雄」のAmazonレビュー欄は、低評価を付けた批判・中傷コメントが相次ぐ炎上状態となっている。実際、18日14時現在の平均評価は「1.6」(最高は5)だ。

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