「子供の方が早く見つけられることも多い」
実際のところ、サイゼリヤ側は「難しすぎる」というネットの反応をどう捉えているのか。J-CASTニュースが13日、同社広報担当者へ取材すると、
「確かに、意図的に見つけにくい間違いを2~3個入れています。難易度については何とも言えませんが、実は私も全部の間違いが見つけられず、途中でギブアップしてしまったことが何度もありまして...」
と笑いながら話す。
担当者は続けて、「大人でも難しいと言われていますが、実は子供の方が早く見つけられることも多いです」とも。大人のように「この辺りに間違いがあるはず」などの先入観がないだけ、子供の方が間違いに気がつきやすい傾向があるらしい。
そもそも、なぜ間違い探しをメニューに掲載しているのか。担当者によれば、食材へのこだわりなどをイラストにまとめ、それを間違い探しにすることで、客に楽しんで貰いながら同社の思いを伝えることが狙いだという。
そのため、今回の書籍に掲載した作品も、
「弊社の食材や商品に関するものを選びました」(広報担当者)
という。間違いの箇所を考えているのは専門のクイズ作家ではなく、商品企画部の担当者だそうだ。