「はたして今日のタイミングだったかどうか」
首相は10日朝、首相官邸での「被災者生活支援チーム」の初会合で被災地を順次訪問する考えを表明。11日に岡山県入りすると明らかにしていた。実際、11日朝に岡山県入りし、避難所を訪問するなどした。
その11日の「報ステ」では、後藤氏が被災地の現状に「物流がひとつの問題、それから人手不足もクローズアップされた」と言及。「そうした中で、安倍総理が岡山の倉敷市真備町に行っているわけです」と続けた。さらに、
「はたして今日のタイミングだったかどうかというのはあると思うんですね」
「日本のトップリーダーが当然行けばですね、警備の問題もある。あるいは現地の知事も市長も対応する。逆に現場が混乱する可能性もあるんですね」と、首相のこのタイミングでの訪問に疑問を呈した。
放送後、ツイッターやインターネット掲示板では
「1日で正反対のことを言ってる」
「自分が前の日に何を言ったのか忘れてるようだ」
「前日に言ったことくらいは覚えておこうよ」
とツッコミが続出。中には「行っても行かなくても文句いうじゃない」との声も上がっていた。
後藤氏は12日も「報ステ」に出演。首相の被災地訪問に言及する場面はなかった。