松岡修造、自分の「何が『熱い』のかわからない」 世間のイメージに真顔で疑問

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   「熱い」というキーワードでGoogle画像検索を行うと、全体では2番目、人間としてはトップに表示されるのが、元テニス選手の松岡修造さんだ。「熱い人」に変えると、上位10枚中8枚が松岡さんの写真やイラストで占められる(2018年7月13日時点、J-CASTニュース編集部のパソコンで調べた場合)。

   だが当人には、その自覚がないという。13日朝の情報番組「あさイチ」(NHK)では、真剣な様子で、自らの「熱い」というイメージに首をかしげる姿が放送された。

  • 「熱い」という自覚はない松岡修造さん(4月撮影)
    「熱い」という自覚はない松岡修造さん(4月撮影)
  • 「熱い」という自覚はない松岡修造さん(4月撮影)

華丸「自覚がない」大吉「24時間熱い」

   この日のゲストだった松岡さんはのっけから、「皆さん、笑顔、元気、本気でいこう! あさイチならできる!」という直筆の書を突き破ってスタジオ入り。自ら発案の「熱い」サプライズで、いきなり司会陣を圧倒した。

   続くVTRでも、ドラマ「陸王」(TBS系)出演前、主演の役所広司さんの顔写真を家中に貼っていたといったエピソードや、主宰するテニス教室「修造チャレンジ」での熱血指導ぶりが紹介、これでもかと「熱い」松岡さんの姿が強調される。

   ところが本人は、いきなりその「熱い男・松岡修造像」に疑問を投げかけた。

「松岡修造の、どこが『熱い』の? よく言われるんですよ、『熱い』ですねって。何が熱いのかさっぱりわからない」

   司会の博多華丸・大吉は笑いながら、

「あ、自覚がない。まだ自覚がない」(大吉さん)
「全部です。24時間、トゥエンティーフォーです。ずっと熱いです」(華丸さん)

と返すが、松岡さんは本気のようだ。

「松岡家では子供3人含めて、僕が『熱い』っていう感覚は(ない)。『うざい』はありますよ。みんなが思ってる『熱さ』(という感覚)は持ってないんじゃないですかね」

「さわやかさが熱い」「目が熱い」「何が熱いのかわからないのが熱い」

   自分では「うざい」自覚はあるというものの、「熱い」と言われることが腑に落ちないという。実際、番組後半で現役時代の1995年、英ウインブルドンでベスト8入りした際のVTRが映し出されたときも、「(当時は)メンタルも弱かったし怖かった」と振り返る。試合中に「この一球は絶対無二の一球なり!」と叫ぶ、「熱い」姿が当時は話題になったが、それもこうした不安からだった、と言う。

   一方、番組で紹介されたのは、こんな「視聴者の声」だ。

「さわやかさが熱い。油で揚げたなすを酢醤油に浸したような方」
「目も熱いです。目から炎が出ているように見えます」
「すべてに関していつでも100%という印象があります」
「ご自分の何が熱いのかわからない、そこが熱いのよ修造さん」

   特に最後のメッセージには松岡さんも、「これはこのままで行っていい、ということですね」と大笑いだった。

   ツイッターでも、

「修造さんが『うざい』じゃなくて『熱い』のは、言ってることが響くからなんだろうなー」
「修造さん、やっぱり熱いし、面白い」
「私でこんなに嬉しくなるんやもんな。明るく熱い修造さんに励まされる方々は沢山かと」

など、その「熱さ」に肯定的なつぶやきが相次いでいた。

   なお、この日の東京は最高気温33.8度を記録、全国922地点中499地点が30度以上の真夏日、16地点が35度以上の猛暑日となった(13時まで、気象庁より)。

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