「熱い」というキーワードでGoogle画像検索を行うと、全体では2番目、人間としてはトップに表示されるのが、元テニス選手の松岡修造さんだ。「熱い人」に変えると、上位10枚中8枚が松岡さんの写真やイラストで占められる(2018年7月13日時点、J-CASTニュース編集部のパソコンで調べた場合)。
だが当人には、その自覚がないという。13日朝の情報番組「あさイチ」(NHK)では、真剣な様子で、自らの「熱い」というイメージに首をかしげる姿が放送された。
華丸「自覚がない」大吉「24時間熱い」
この日のゲストだった松岡さんはのっけから、「皆さん、笑顔、元気、本気でいこう! あさイチならできる!」という直筆の書を突き破ってスタジオ入り。自ら発案の「熱い」サプライズで、いきなり司会陣を圧倒した。
続くVTRでも、ドラマ「陸王」(TBS系)出演前、主演の役所広司さんの顔写真を家中に貼っていたといったエピソードや、主宰するテニス教室「修造チャレンジ」での熱血指導ぶりが紹介、これでもかと「熱い」松岡さんの姿が強調される。
ところが本人は、いきなりその「熱い男・松岡修造像」に疑問を投げかけた。
「松岡修造の、どこが『熱い』の? よく言われるんですよ、『熱い』ですねって。何が熱いのかさっぱりわからない」
司会の博多華丸・大吉は笑いながら、
「あ、自覚がない。まだ自覚がない」(大吉さん)
「全部です。24時間、トゥエンティーフォーです。ずっと熱いです」(華丸さん)
と返すが、松岡さんは本気のようだ。
「松岡家では子供3人含めて、僕が『熱い』っていう感覚は(ない)。『うざい』はありますよ。みんなが思ってる『熱さ』(という感覚)は持ってないんじゃないですかね」