「モドリッチ、良い戻りッチ」「元気の源セットプレー」 松木節連発にW杯視聴者、悶絶する

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   西野ジャパンの敗退後も、「松木節」は健在だ。

   サッカー解説者・松木安太郎さん(60)は2018年7月12日未明(日本時間)、ロシアW杯の準決勝・クロアチア‐イングランド戦で解説を担当。ピッチ上の選手に「顔もフィジカル的な感じでこわいですよね(笑)」とコメントするなど、意味不明な「迷言」を連発。朝早くから視聴者を沸かせた。

  • 松木さん(写真は2014年撮影)
    松木さん(写真は2014年撮影)
  • 松木さん(写真は2014年撮影)

前半24分「良い戻りッチ」→延長前半11分「良い戻りッチ」

   試合は前半5分、イングランドがDFトリッピアーのフリーキックで先制。だがクロアチアが後半23分、FWペリシッチのゴールで同点に追いつき、延長後半4分にFWマンジュキッチのゴールで勝ち越し。史上初の決勝進出を決めた。

   松木さんはテレビ朝日系の生中継で、中山雅史さんと試合の解説を務めた。日本代表の試合では自らの仕事を忘れたかのように感情をあらわにしている松木さん。今回も期待を裏切らなかった。

   イングランドがドリブルでクロアチア陣内に攻め入った前半24分。ボールはガラ空きの左サイドに転がり、ラインを割りそうになった。だが、クロアチアのMFモドリッチがダッシュで自陣に戻り、ギリギリで相手陣内に送ることに成功。結果的にFWレビッチのカウンター攻撃へとつながった。

   中山さんが「いや~でも今、モドリッチの戻りからの...」とモドリッチの献身的な守備に言及すると、松木さんは

「良い戻りッチって感じですよね」

とダジャレで反応。中山さんも「はい」と言うしかなかった。

   さらには延長前半11分、モドリッチがパスミスで相手選手にボールを渡してしまった時のこと。イングランドは左サイドからカウンターで攻め入るが、モドリッチが急いで追いかけると、スライディングでボールをピッチの外へ出す。

   松木さんは再び...

「いやいやいや、モドリッチ、モドリッチだよね。良い戻りッチって感じだよね~(笑)」

「顔もなんかフィジカル的な感じ」

   「松木節」はまだまだ、こんなものではなかった。前半11分、フィジカルの強いイングランドのDFマグワイアに

「顔もなんかフィジカル的な感じでこわいですよね(笑)」

と意味不明なディスり。

   今大会の総得点12点のうち9点をセットプレーで取っているイングランドが後半45分、セットプレーのチャンスを獲得すると、

「さあ、来たぞ。イングランド、ここで。元気の源、セットプレー。へっへっ」

と一言。見事、「元気の源セットプレー」はツイッターの「トレンド」入りを果たした。

   極め付きは、延長後半の開始直前に放った一言だ。アナウンサーが「イングランドは(延長)後半の開始に向けて(略)チーム最年長、先発では唯一の30代、ヤングにかえて、3番のダニー・ローズを投入します」と視聴者に伝えると、松木さんは

「最年長のヤングにかえてローズですか。ねっ」

と、謎の相槌を打っていた。

   放送は午前3~5時台という時間帯。こうした「松木節」の連発に、視聴者の眠気もさめたかもしれない。ツイッターでは「松木さん」「松木さんの解説」「モドリッチ」などがトレンド入りしたほか、

「松木さんの『元気の源セットプレー』が頭から離れない」
「松木さんなにいってんだww」
「松木のオヤジ相変わらずうるさい」
「『モドリッチが戻りっち』を平然と口にできる松木さんのメンタルの強さw」

など反響を呼んだ。一方では、日本人になじみのない国どうしのカードでもこうして視聴者を楽しませてくれることに、

「今日みたいな試合でも盛り上げようとしてくれる松木さんは、やっぱり偉大」
「松木なんだかんだすごい説」

との声も上がっていた。

   松木さんは14日23時、3位決定戦のベルギー‐イングランド戦(テレビ朝日系列で生中継)でW杯最後の解説席に座る。

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