西野ジャパンの敗退後も、「松木節」は健在だ。
サッカー解説者・松木安太郎さん(60)は2018年7月12日未明(日本時間)、ロシアW杯の準決勝・クロアチア‐イングランド戦で解説を担当。ピッチ上の選手に「顔もフィジカル的な感じでこわいですよね(笑)」とコメントするなど、意味不明な「迷言」を連発。朝早くから視聴者を沸かせた。
前半24分「良い戻りッチ」→延長前半11分「良い戻りッチ」
試合は前半5分、イングランドがDFトリッピアーのフリーキックで先制。だがクロアチアが後半23分、FWペリシッチのゴールで同点に追いつき、延長後半4分にFWマンジュキッチのゴールで勝ち越し。史上初の決勝進出を決めた。
松木さんはテレビ朝日系の生中継で、中山雅史さんと試合の解説を務めた。日本代表の試合では自らの仕事を忘れたかのように感情をあらわにしている松木さん。今回も期待を裏切らなかった。
イングランドがドリブルでクロアチア陣内に攻め入った前半24分。ボールはガラ空きの左サイドに転がり、ラインを割りそうになった。だが、クロアチアのMFモドリッチがダッシュで自陣に戻り、ギリギリで相手陣内に送ることに成功。結果的にFWレビッチのカウンター攻撃へとつながった。
中山さんが「いや~でも今、モドリッチの戻りからの...」とモドリッチの献身的な守備に言及すると、松木さんは
「良い戻りッチって感じですよね」
とダジャレで反応。中山さんも「はい」と言うしかなかった。
さらには延長前半11分、モドリッチがパスミスで相手選手にボールを渡してしまった時のこと。イングランドは左サイドからカウンターで攻め入るが、モドリッチが急いで追いかけると、スライディングでボールをピッチの外へ出す。
松木さんは再び...
「いやいやいや、モドリッチ、モドリッチだよね。良い戻りッチって感じだよね~(笑)」