詰み上がる「善意」、困惑するコンビニ 千鳥ノブ「支援呼びかけ」で地元に何が起きた

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「ゴミを店先に放置しないで」との苦情が

   支援の呼びかけがあった8日に出勤していたという店の従業員は、12日午後のJ-CASTニュースの取材に対し、当時の状況について、

「朝から問い合わせの電話が相次いだので、本当に驚きました。すぐオーナーに確認しましたが、『全く聞いていない』と。そうこうしているうちに、どんどんと荷物が店先に積み上げられていったんです」

と振り返った。

   集まった物資は相当な量だったらしく、従業員は「本当に山のような状況でした」と説明。事情を知らない自治体から「ゴミを店先に放置しないでください」との苦情が入る程だったという。

   ただ、当日は拡散された情報を知っていたボランティアが店を訪れていた。従業員によれば、店に駆け付けたオーナーが場所を貸すことを了承し、ボランティアがトラックに物資を積み込んで回収していったという。

   この日以降も同様の状況は続いていたようで、店の従業員だというツイッターユーザーは11日になって、

「救援物資の受付をしていません。店外に放置されても対応できません。食べ物が入っている物があるようですが、カラスが荒らすので絶対にやめてください。迷惑です」

と改めて注意喚起。物資が集中した8日の状況についても、「いきなり始められて、どんどん集められたため、追い返す訳にもいかず、場所を提供せざるをえなかった」などと振り返っていた。

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