英人気ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」のボーカルのミック・ジャガーさんが2018年7月11日(現地時間)、サッカーのロシア・ワールドカップ(W杯)のイングランド対クロアチア戦を現地観戦した。
試合は延長戦の末、クロアチアが勝利。ジャガーさんの故郷・イングランドは敗退してしまった。ところが、イングランドの敗戦はジャガーさんのせいではないかとの見方も一部にある。
「ミネイロンの惨劇」の原因?
ミック・ジャガーが応援すると負ける――そんな噂が立てられており、「ミックの呪い」と呼ばれてしまっている。
噂がささやかれ始めたのは10年南アフリカ大会からだ。まず決勝トーナメント1回戦、米国対ガーナ戦をビル・クリントン元米大統領と共にスタンドで観戦した。しかし、米国は1-2で敗戦。ブラジルの応援にも駆け付けたが、準々決勝でオランダの後塵を拝してしまった。
14年ブラジル大会では、ミネイロンの惨劇と呼ばれることになる準決勝ブラジル対ドイツの試合を現地で観戦。更にブラジルを応援していた。結果、ブラジルが大敗したのはご存じのとおりだ。
そして今大会、イングランド対クロアチアを観戦した。しかし、結果はイングランドが破れてしまった。
これで「呪い」が表面化する以前の98年フランス大会、06年ドイツ大会も含め、10年南アフリカ大会、そして18年ロシア大会の4度、ジャガーさんはイングランドが敗退した試合をピンポイントで現地観戦していることになってしまった。
これにはイギリスのタブロイド紙「ザ・サン」も反応した。11日(現地時間)に配信した記事では、ストーンズの代表曲「サティスファクション」にひっかけて「GOT NO SATISFACTION?」と題し、「Curse of Mick Jagger(ミック・ジャガーの呪い)」を取り上げた。