9月に日本橋店に隣接する新館を開業
9月25日には日本橋店に隣接する新館を開業し、110以上の専門店を誘致する。久々の大型店舗は収益増を期待できるが、開業に向けて投資費用がかさむのは避けられない。また、訪日客を含めたさまざまな決済手段に対応すべく、POS(販売時点情報管理)端末を刷新する予定で、こちらも相当な費用がかかるとみられている。2018年3~5月期の業績が良かったにもかかわらず業績予想を据え置いたことで、これらのコストへの投資家の警戒感を高めたと見る向きもある。
とはいえ、世界の貿易戦争の嵐とは直接かかわらない有力な内需株だけに、夏のセールの動向など、投資家の物色意欲をかき立てる材料があれば、上値を追う展開となる可能性は十分にある。